誰からも愛されるチーズケーキはどんな種類があるんでしょうか？とろ～り濃厚でクリーミィなレア・チーズケーキ

レアチーズケーキ

火を通さず、クリームチーズなどに生クリームを混ぜ合わせたものを冷やし固めたものがレア・チーズケーキです。クッキーを砕いて作ったクラスト生地を下に敷いたり、フィリングだけをババロアやムースのようにグラスに盛る「グラス・チーズケーキ」などがあります。近年はガーゼで包んで販売するものも登場しています。バニラ、チョコレート、ヨーグルトなど風味などさまざまな味付けがされることがあり、フルーツ、特にイチゴやブルーベリーのトッピングが乗ることが多いチーズケーキです。
ゼラチンで凝固させることが多いですが、寒天を使ったり、あるいはクリームチーズ自体やホイップクリームの固さだけで仕上げる場合もあります。口どけを最大限に高めるためレモンの酸によってチーズのタンパク質を凝固させる方法もあります。この場合はレモンのさわやかな風味が加味されて風味が増し、いっそう美味しく感じられます。

スフレチーズケーキ

ふんわり、ふっくらという意味のスフレ。ベイクド・チーズケーキの材料を生クリームから牛乳に変え、更に湯煎焼きにする事でふわっとしっとりした生地のチーズケーキに仕上がる。これをスフレ・チーズケーキと呼びます。通常のスフレケーキとは作り方が違い、放置してもしぼむ事はないものの、出来上がりや食感はスフレケーキ同様ふっくらとしたものになります。

ベークドチーズケーキ

オーブンできつね色になるまで焼いたものはベイクト・チーズケーキと呼ばれ、パイ皿に敷いたサブレ生地の上に、クリームチーズやカッテージチーズ、マスカルポーネ、リコッタチーズなどのやわらかく塩分の少ないチーズと砂糖、卵黄、コーンスターチなどを混ぜて泡立てたものを流しいれ、オーブンで焼いたもの。これを特にニューヨークチーズケーキと呼ぶこともあります。あるいはチーズ・卵・牛乳などを混ぜて焼き型に入れ、焼いたものもあります。焼いて作るため普通の焼き菓子同様に常温で保存が利くと思われがちあすが、実は低温保存が原則で、常温に放置すると生地が融けてプリンのようになってしまいます。一部ではこの性質を生かした商品も売られています。